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鯛菜種焼き

☆一口メモ☆
魚を漬け焼きにする際、酒・みりん・しょう油を合わせた下地を“幽庵地”といい、これに柚をプラスしたものを“柚庵地”といいます。
漬け込んで焼くと、柚の香りで鯛の旨味にコクと深みがプラスされGood!
練り玉子と菜の花を鯛の身で巻くことによって、練り玉子の甘みと菜の花の春色が目も舌も楽しませてくれます♪


作:藤田 喜久男 先生(タラサ志摩ホテル&リゾート 和食料理長)
材料・分量
【4人分】
●鯛の背上身(皮付)・・・1本(130g程度)
●玉子・・・5ヶ
●菜の花・・・10本

−柚庵汁−
〇酒
〇みりん
〇薄口しょう油
〇柚
(酒・みりん・薄口しょう油を1:1:1で合わせたものに柚の絞り汁(適量)を加える)
作り方
−1−
鯛の背の身を観音開きにする。

−2−
開いた鯛の身を柚庵汁に30分漬ける。菜の花を水洗いして、湯どうしをして水にさらしておく。

−3−
玉子を鍋に入れ、よく溶いて火にかけ練り玉子を作る。味付けは砂糖、しょう油、塩、みりん、化学調味料で練りあがる前につける。

−4−
練り玉子が冷めたら、先の菜の花をよく絞り、玉子に混ぜ鯛の身で巻きオーブンで焼く。


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